漢方って効果あるの?あるよ!私の専門、漢方のこと – 石原新菜ブログ|健康ソムリエ

Nina Blog 石原新菜ブログ

西洋医学と漢方医学の違い。私が漢方の道に進んだのは…

みなさん、こんにちは!

みなさんは、漢方に興味はありますか?
ドラッグストアでも漢方薬を買えるようになり、身近な存在になってきたので、飲んだことあるよ~という人もいるかもしれませんね。

今回は、そんな漢方のお話です。

漢方は今、私の専門でもあるのですが、もともと目指していたのは、実は内科医!

じゃあ、なぜ漢方医になったのかというと、研修医時代、ある疑問を感じたからなんです。

西洋医学に感じた疑問

ある疑問というのは…
「西洋医学は、症状を抑えるだけの治療で、根本的な治療になっていないのではないか」ということ。

どういうことかと言うと、西洋医学の場合、「頭痛がする」「腰が痛い」など、痛みがあると鎮痛剤を使って痛みを抑えるし、「湿疹が出た」「花粉症がひどい」などのアレルギー症状があれば、「ステロイド」などを使って症状を抑える。

原因が何であれ、とにかく「抑える」という治療なんです。
もちろん、抑えるのもひとつの方法ですが、異常を引き起こしている原因を治していないから、抑えることをやめると、また症状が出てしまうんですよね。

症状を抑えても根本的な治療にはなっていない

これは2年間の研修期間中、何度も頭をよぎりました。
そして西洋医学が行っている「遺伝子」や「細胞」の異常の解明よりも、東洋医学の「体の状態」から原因を突き詰めるという考え方に興味をもつようになったんです。

たとえて言うと、枝の先の葉っぱ1枚だけを見るよりも、根っこから始めて、すべての枝、葉っぱまでぜ~んぶ見て、全体の状態を知るほうが、医師としてのやりがいもあるのではないか。
そんなふうに思って、内科医ではなく、漢方医の道に進んだのでした。

からだは、気・血・水のバランスでできている!?

西洋医学の治療は「抑える」ことだという話をしました。
じゃあ、漢方の治療は?というと、「ととのえる」という言い方ができると思います。

2000年もの長い歴史と経験にもとづく漢方では、人間のからだは、気・血・水のバランスによって成り立っている、という考え方をします。
からだの調子がなんとなくよくないとき、病気になってしまったときは、気・血・水のバランスが崩れているわけだから、治療では、その崩れたバランスを元に戻していくんです。

ところで、「気・血・水」という言葉は聞いたことはありますか?
読み方は「き・けつ・すい」。

気・血・水は漢方のベースになるものなので、ちょっと説明しますね!

気(き)

目には見えないけれど、全身を巡ってからだに働きかけているエネルギーのようなもの。
「元気」「やる気」などの「気」というと、イメージしやすいかも。
血と水を巡らせる作用もあります。

血(けつ)

血管内にあるもので、全身を巡り栄養を与えるもの。
血液に近いです。

水(すい)

汗や唾液、リンパ液など、血液以外の液体のこと。
臓器だとか、粘膜、関節など、全身を潤します。

どんな不調も、漢方では血の汚れが原因!

ちょっと漢字が続きますが…
もう一つだけ辛抱してお付き合いください!

漢方には「万病一元、血の汚れから生ず」という言葉があります。
全身の細胞に、酸素や栄養を送り届ける血が汚れることが、すべての病気の原因だ、という意味です。

血、もっとカンタンにいうと血液は、私たちのからだにとって大切なもの、というのはわかりますよね!
血液は冷えなどで流れにくくなってよどむと、沼みたいに汚れてしまいます。すると、からだにさまざまな問題が出てきちゃう。イメージできそうですか?

これを漢方の言葉で、「瘀血(おけつ)」(「汚血(おけつ)」とも書きます)と言います。

漢方医学の考え方

気・血・水の状態って、人によって違うので問診を行いながら、その人の状態に合ったオーダーメイドの治療でからだをととのえていきます。

オーダーメイドとはどういうことかというと、同じ病気だとしても、年齢や性別、体格、脈、舌、声の大きさ、腹部の状態などを総合的に診察して判断する、お薬で言うと、同じ病気だからと言って同じお薬を処方するとは限らない!ということなんです。

西洋医学の考え方

西洋医学だと、こうはなりません。
症状を診て病名を特定したら、その人が80歳を過ぎたおじいちゃんだろうが20代のOLさんだろうが関係なく、同じお薬を処方します(量などは若干違いますけれどね)。
同じ病名だったら、年齢や性別、体質にかかわらず同じ薬を処方する。
これが西洋医学の基本なんです。

この方法は、感染症や救急医療では、すばらしい効力を発揮します。
ただし、なんとなく体調が悪いとか、女性特有の病気、肩こりや頭痛のような、日ごろ抱えている調子の悪さは、あまり得意ではないんですよね。

逆にそこを得意とするのが、漢方なんです!

毎日、口にする食べ物からも薬効が得られます!

漢方で処方するお薬は、漢方薬と言って植物や動物、鉱物など、自然界にある天然の素材を使った生薬を複数組み合わせています。

植物では、にんじん、みかんの皮(陳皮)、あんず、しそなどなど…、身近な食材の薬効成分も生かされています。

ということは…

野菜やくだものにもそれぞれ薬効があって、ふだんの食生活から、その薬効をとり入れることができる、ということなんです!

症状によってどんなものを摂るのがいいのか、いくつかご紹介しておきますね。

●めまい・耳鳴りがする
しょうが紅茶 にシナモンを足す
しょうが紅茶:あたため効果が高い
シナモン:脳内の血行を促す
●熱が出て食欲がない
にんじんりんごジュース に、きゅうり1本とレモン1/2個を加える
きゅうり:解熱作用
レモン:免疫力を高める作用
●疲れ
レモン1個分の絞り汁に熱湯とハチミツを加えたレモネード
レモン:疲労回復作用、抗ストレス作用
ハチミツ:免疫力を高める作用
●イライラ
くるみ、黒ゴマ、じゃこ
くるみ・黒ゴマ・じゃこ:脳神経の興奮を鎮める作用
●生理痛・生理不順
きんぴらごぼう、ごぼうの煮物
ごぼう:下半身の血行をよくする作用、子宮や卵巣の機能を高める作用
私が講師をしている健康ソムリエ講座の無料説明会を実施しています。
ご自身の健康状態の把握や、薬膳茶や実技のプチ体験なども実施していますので、良かったらご参加くださいね♪

\お気軽にお越しください/

資料請求
資料請求健康ソムリエのパンフレットや講座案内資料を郵送でお送りいたします。
受講説明会
受講説明会健康ソムリエの基盤となる考え方や知識をご説明。オリジナル薬膳茶体験も人気!

PAGE TOP