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みなさん、こんにちは!
毎日、冷えますね~。冬だから当たり前か(笑)。
今回は、冷えて血の巡りが悪いとなってしまうかもしれない、コワ~いゴースト血管についてお話ししたいと思います。
まずはゴースト血管って何?ということから説明しますね。
テレビや雑誌で取り上げられることが増えているので、「聞いたこと、あるよ!」という人も多いのかな。
ゴースト血管とは、ほとんど働くことができなくなった毛細血管のこと。
毛細血管の働きがものすごく悪くなり、毛細血管への血流がほぼ途絶えた状態を指します。
血流が途絶えた状態が続くと、どうなってしまうかというと…毛細血管自体が消えてしまうんです!なんと恐ろしい!!
「毛細血管!」「毛細血管!」と連呼しましたので、これもちょっと説明しますね。
動脈、静脈という名前は聞いたことがありますよね。血液は、心臓から送り出されると動脈を通って全身に届けられ、静脈を通って、心臓へと戻ってきます。
動脈は、酸素や栄養素を運ぶのが役目、静脈は老廃物や二酸化炭素を運ぶのが役目。
そして、動脈と静脈をつないでいるのが毛細血管なんです。
人間の血管をぜ~んぶつなげると約10万キロメートル。
これは、地球を2周半するほどの長さになるのですが、そのうち9割以上が実は毛細血管!
そして、太くてしっかりしている動脈や静脈に対して、毛細血管は髪の毛の約10分の1という細さです。肉眼では見えないような超極細で、しかもとても繊細な構造になっています。
なぜ超極細かつ、繊細な構造なのかというと、酸素や栄養素、水分、あるいは老廃物を細胞と直接やり取りするため。細胞の大きさは平均で0.02ミリメートルとこれまた小さく、動脈や静脈では太過ぎて直接やり取りすることができないのです。
というわけで、毛細血管はとっても大切!
にもかかわらず、早い人だと30代から衰え、減り始めます。
ちなみに、毛細血管が一番元気なのは20代。
年々衰えていき、60代では約4割も減ってしまうと言われています。
さらに、次のような原因も毛細血管をゴースト化させてしまいます。
1. 冷え
2. 食べ過ぎ
3. 汗のかかなさ過ぎ
まず1.の冷えですが、体内では血液を送る優先順位というのがあって、命にかかわる脳や心臓は優先順位が高く、そうでない末端部分は優先順位が低くくなるんです。
つまり、後回しになってしまう。冷えて血の巡りが悪くなると、後回しになった末端に血液が届きにくくなり、毛細血管のゴースト化を招きます。
2.の食べ過ぎは、食べ過ぎが続くと血液は胃腸にばかり優先的に回されるようになり、その他の部分が血液不足になってしまうため。
3.の汗のかかなさ過ぎというのは、汗をかいて汗腺を開いてあげないと、毛細血管がどんどん弱ってしまうからなんです。
毛細血管がゴースト化した結果、引き起こされる症状としては、
「キャー」ですね(汗)。
「もしかして私もゴースト化してるかも?」という人、ドキドキしますね。
でも、大丈夫!まだまだ復活させることは可能です。
毛細血管を健康にする食材と、摂り方のアイデアを紹介しますね。
おすすめの摂り方
●酢たまねぎの作り方
1)たまねぎ1個を縦半分に切り、芯を取り除いて繊維に沿って薄く切る。
2)清潔な保存容器に入れ、ハチミツ大さじ2、酢500mlを加えてよく混ぜる。
一晩おいたら完成。
●酢キャベツの作り方
1)キャベツ1/2玉を水洗いし、水気をしっかりきったら千切りにし、ビニール袋かジップ付き保存袋に入れる。
2)塩小さじ1/2を入れ、袋の口を閉じて、キャベツがしんなりするまでもむ。
3)ハチミツ小さじ1/2、酢150mlを加えてよく混ぜる。半日おいて完成。
おすすめの摂り方
おすすめの摂り方
おすすめの摂り方
まだまだ寒い日が続きます。
冷えたままにしてゴースト血管が増えてしまい、春になったときに「ガーン!」とならないよう、ちゃんとあたためて、対策してくださいね。
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