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みなさん、こんにちは!
あ、あけましておめでとうですね!
新年初回は、お水の話をしようと思います。
お水は健康にも美容にもとても大切なものなのに、飲み方を間違えている人が多過ぎる!
あなたに本当に合った飲み方に変えれば、これからの一年、健康も美しさも全開で行けちゃいますよ♪
では、最初に簡単なチェックをしてみましょう。いくつ当てはまるか、数えてくださいね。
さて、いくつ当てはまりましたか?
これは、「水分を摂り過ぎていないかどうか」のチェックだったのですが、もしも3つ以上当てはまっていたら、残念! 摂り過ぎです!!
「水は毎日2リットル飲んだ方がよい」とよく言われるので、がんばって2リットル飲んでいる人もいるかもしれませんね。でもね、それは飲み過ぎ、つまりからだによくない可能性の方が高いです。
私たちのからだの約60%は水分でできています。血液は90%が水分だし、脳も80%が水分。それから、眼球を形作っている硝子体と呼ばれる部分は、なんと99%が水分です。
だから、生きていくうえで水は欠かせないものなんですが、何でもかんでも多く飲めばいいのか、というとそうではないんです。
必要以上に摂ると、だぶついた水がからだを冷やして内臓がうまく働かなくなり、さまざまな不調を引き起こします。
植木に水をやりすぎると根腐りしますよね。あれと同じ。
余分な水分は私たちのからだにとって毒になってしまうんです。
もっと言うと、たとえば、肌が乾燥気味だから、水をたくさん飲めばうるおうんじゃないか、と思っている人。
水ってね、必要な部分に送り届けようと思ったら、血流をよくすることが必須なんです。血流が悪いと細胞は水分をうまく取り込むことができません。
だから、からだは血流をよくしようと、冷えを引き起こす水を捨てるために下痢になったり、うまく吸収されなかった水分が細胞と細胞の間にたまってむくみになったりするんです。
からだが余分な水分をため込んでからだの不調を招いている状態を、東洋医学では「水毒(すいどく)」と呼んでいます。水毒は、以下のような症状を招きます。
余計な水分がたまって、からだを冷やしている状態
余計な水分が、細胞と細胞の間にたまり、“水たまり”ができている状態
水による冷えのせいで血流が悪くなり、栄養を全身に送り届けられていない状態
水による冷えのせいで血流が滞り、痛みの症状となって現れている
便秘は、余計な水分でお腹が冷え、腸の働きが鈍くなっている状態
耳の奥にある内耳がむくんで起きる
余計な水分が重力の関係で下に集まって下半身を冷やし、子宮や卵巣への血流が悪くなって起こる
体内の過剰な水分をからだの外に出すために起こる症状
肌のたるみは、余計な水分が細胞と細胞の間にたまり過ぎることで起こる
女性は水をためこみやすく、出しにくいので水毒の状態に陥りやすいんです。だから、こういった症状が出やすいわけですね。
水毒による不調を改善するには、余計な水をからだの中から追い出すことが大切。そのためにはからだに入れる水と出す水のバランスに注目しましょう。
水を飲んだら、飲んだ分だけ出す、を鉄則に!
正しい水の飲み方と、簡単な水出し法を紹介しますね。
【正しい水の飲み方】
※「一日に必要な水分量は2リットル」というのは、からだに入るすべての水分量の合計を指しています。液体の飲み物だけでなく、食べ物に含まれる水分や、体内で食べ物を消化・燃焼するときに出る水分なども含めての2リットル。注意しましょう。
【簡単水出し法】
ⓐ~ⓒを1セットとして、3~5回くり返す。
朝晩行うとよい。
運動やお風呂・サウナで汗をかいて水を出すのも、もちろんオススメです!
水分をからだに入れたら、同じ分だけ外に出す。
騙されたと思って、今日から始めてみてください。
「あれ?」と変化に気付く日は、そんなに遠くないはずですよ!
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